「春夏秋冬、どの季節が一番好き?」
そう聞かれるたびに、僕は答えに困っていた。
春には桜がある。夏には夏にしかない開放感がある。冬にはクリスマスや年末年始がある。
では、秋は?
紅葉が綺麗で、食べ物も美味しくて、過ごしやすい。
もちろん秋も好きだ。
でも、「一番好き」と言い切れるほど、秋に特別な思い入れがあるとは思っていなかった。
ところが最近、過去の自分の行動を振り返ってみて、少しずつ違和感に気づいた。
夏が終わる頃になると、涼しい風を待ち遠しく感じる。
秋になると京都へ行きたくなる。
嵐山を歩きたくなり、川のほとりで本を読みたくなる。
去年も秋についてブログを書いていたし、今年もまた秋のことを書こうとしている。
……あれ?
僕、思っていた以上に秋のことが好きなのでは?
そう考えてみると、答えは意外と簡単だった。
ああ…僕は秋が一番好きなんだ。
26年生きてきて、ようやく気づいた(笑)
今回は、そんな僕が秋を好きになった理由について書いてみようと思う。
夏が終わっていく、あの感じが好き
僕が秋を好きな理由は、紅葉が綺麗だからというだけではない。
もちろん紅葉は好きだし、秋の景色も好きだ。
でも、それ以上に好きなのが、夏から冬にかけて、少しずつ気温が下がっていく感覚なのだ。
真夏はとにかく暑い。
少し外を歩いただけで汗をかくし、早く涼しくならないかなと思うことも多い。
そんな夏が少しずつ終わっていく。
ある日の朝、外に出ると、
「あれ? 今日はちょっと涼しい?」
と感じる。
夜になると半袖では少し肌寒くなり、昼間はまだ暑い日もあるけれど、確実に季節が進んでいることを感じる。
街を歩く人たちの服装も半袖から長袖へと変わり、やがて上着を羽織る人が増えていく。
日が暮れる時間も少しずつ早くなり、夕方の空気も変わっていく。
僕は、こうした季節の変化が好きなのだと思う。
寒いことが好きなのではなく、寒くなっていくことが好き。
これが、秋を好きになった理由として一番しっくりくる表現かもしれない。
でも、一番好きな花は桜🌸
では、春は好きじゃないのか。
もちろん、そんなことはない。
むしろ「好きな花は?」と聞かれたら、僕は迷わず桜と答える。
満開の桜を見るのは大好きだし、風に吹かれて花びらが舞っている光景も好きだ。
桜って、咲いているときだけではなく、散っていく姿まで綺麗なんですよね。
春になって桜が咲くと、やっぱり春っていいなと思う。
それでも一年を通して考えてみると、僕が一番好きなのは秋らしい。
好きな花は桜。でも、好きな季節は秋。
別に矛盾しているわけではないのだけれど、自分のことながら少し面白い(笑)
秋になると京都へ行きたくなる
そして、僕にとって秋と切り離せない場所がある。
京都だ。
僕は毎年、この時期になると京都へ遊びに行きたくなる。
特に好きなのが嵐山。
渡月橋のあたりを歩いたり、桂川を眺めたり、特に目的もなくブラブラ散歩するのが好きだ。
これが本当に気持ちいい。
夏だったら暑くて長時間歩くのも大変だけれど、秋なら少し冷たい空気の中を気持ちよく歩くことができる。
山の木々も少しずつ色づき、緑だった景色に赤や黄色が混ざり始める。
もちろん紅葉も綺麗なのだけれど、僕はそれだけが目的で京都へ行っているわけではない気がする。
京都の街並みや、桂川の景色、そして少し冷たくなった空気。
その全部が好きなのだと思う。
何か特別なことをしなくても、ただ歩いているだけで楽しい。
そんな場所があるというのは、結構幸せなことなのかもしれない。
「読書の秋」って、本当かもしれない📚
そしてもう一つ。
秋になると、不思議と本を読みたくなる。
昔から「読書の秋」という言葉はよく聞くけれど、そもそもなぜ秋なのだろうか。
本なんて一年中読める。
春でも夏でも冬でもいいはずだ(笑)
少し気になって調べてみると、「読書の秋」のルーツとしてよく紹介されるのが、中国・唐代の文人、韓愈(かんゆ)の詩『符読書城南』だそうだ。
その中に、
「燈火稍可親(灯火ようやく親しむべし)」
という一節がある。
秋になって涼しくなり、灯火のもとで読書をするのに適した季節になった、という意味で知られている。
さらに日本では、夏目漱石が1908年に発表した小説『三四郎』の中で「燈火親しむべし」という表現を用いている。
こうした文学作品や、その後の読書を推奨する取り組みなどを通して、日本でも秋と読書を結びつけるイメージが広まっていったとされている。
つまり、ずっと昔から秋は読書に適した季節だと考えられていたわけだ。
そして実際に自分のことを振り返ってみても、確かに秋になると本を読みたくなる。
涼しくなった夜に本を開いたり、喫茶店で温かい飲み物を飲みながら読書をしたり。
そういう時間が秋には妙に似合う。
昔の人、うまいこと言ったな(笑)
↑めっちゃ上から目線(笑)
川のほとりで本を読んでみたい
実は読書について、一つ憧れていることがある。
ドラマやアニメを見ていると、たまに川のほとりで本を読んでいるシーンがある。
僕、あれを一度やってみたいんですよ(笑)
川の近くに座って本を開き、少し冷たい秋の風を感じながら、ゆっくりとページをめくる。
時々顔を上げて川を眺め、また本の世界に戻る。
なんか、めちゃくちゃ良くない?(笑)
せっかくなら京都でやってみたい。
嵐山を散歩して、桂川の近くで本を読む。
紅葉の時期なら、なおさら最高だ。
……まあ、実際にやってみたら風でページが勝手にめくれたり、思っていたより寒かったりして、全然集中できない可能性もあるけれど(笑)
それでも、一度くらいはやってみたい。
今年は本を一冊持って京都へ行こうかな。
ところで、秋休みってないよね?
ここまで秋について考えていて、一つ疑問が浮かんだ。
秋休みって、なんでないんだろう?
春には春休みがある。
夏には夏休みがある。
冬には冬休みがある。
なのに秋だけない。
秋「……僕は?」
いや、なんで?(笑)
もちろん学校によっては秋休みが設けられているところもあるけれど、夏休みや冬休みのような長期休暇としては、あまり一般的ではない。
こんなに過ごしやすい季節なのに。
京都を歩くのにも気持ちいいし、本を読むのにもいい。紅葉も綺麗で、食べ物も美味しい。
むしろ秋こそ休ませてくれ(笑)
……まあ、大人になった今となっては、春休みも夏休みも冬休みも関係ないのだけれど(笑)
それでも、一週間くらい秋休みがあったらいいのになと思う。
本を何冊か持って京都へ行き、嵐山を散歩して、気になった喫茶店に入る。
特に予定も決めず、気の向くままに過ごす。
そんな休日があってもいいと思う。
そういえば、去年も秋について書いていた
ここまで書いていて、ふと思い出した。
あれ?
僕、去年も秋についてブログを書いてなかったっけ?
確かそのときは、「秋になると、なぜか昔の思い出を自然と思い出す」みたいなことを書いたと思う。
普段は特に考えていない昔の出来事や、学生時代のこと。
そんな記憶が、秋になるとなぜかふっと頭に浮かんでくる。
冷たくなってきた空気のせいなのか、夕方の雰囲気なのか、それとも日が暮れるのが早くなるからなのか。
理由はよく分からない。
でも、秋になると昔のことを思い出す。
懐かしいような、少し寂しいような、不思議な感覚だ。
去年はそんなことを書いていた気がする。
そして今年もまた、こうして秋について書いている。
……。
僕、思っていた以上に秋好きやん(笑)
自分ではずっと好きな季節が分からないと思っていたけれど、毎年こうして秋について何かを書きたくなっている。
もしかすると、答えはとっくに出ていたのかもしれない。
自分自身が気づいていなかっただけで。
11月生まれだから?
ちなみに、僕の誕生日は11月17日。
秋生まれである。
だから自分の誕生日があることも、多少は関係しているのかもしれない。
ただ、正直そこまで気にしていない(笑)
誕生日が近づくから秋が楽しみというわけではなく、秋そのものが好きなのだと思う。
それよりも、毎年京都へ行ったり、昔の思い出を振り返ったり、秋の空気を楽しんだりしてきたことの方が大きい気がする。
そうした記憶が少しずつ積み重なって、いつの間にか秋が特別な季節になっていたのかもしれない。
でも、真冬は好きじゃない(笑)
ここまで読んで、
「じゃあ寒い季節が好きなんじゃない?」
と思った人もいるかもしれない。
しかし、それは違う。
真冬は好きじゃない(笑)
普通に寒い!!
朝は布団から出たくないし、外へ出れば寒い。
冬が近づいている頃は好きなのに、いざ冬になると「寒すぎる……」となる。
我ながら勝手な話だ(笑)
でも、だからこそ気づいたことがある。
僕が好きなのは、寒さそのものではなく、少しずつ寒くなっていく過程なのだ。
夏が終わって涼しくなり、秋が深まって、やがて冬が近づいてくる。
その途中の時間が好きなのだと思う。
最近、秋が短くなってない?
ただ、ここ数年、少し寂しく感じていることがある。
秋、短くなってない?
温暖化の影響なのか、それとも僕がそう感じているだけなのかは分からない。
でも、以前に比べて夏の暑さが長く続くようになった気がする。
9月になっても暑いし、10月になっても夏のような日がある。
ようやく涼しくなって「秋が来た!」と思ったら、今度は急に寒くなる。
夏、夏、夏……秋!……冬。
いや、僕の好きな秋どこいったん(笑)
もう少しゆっくり季節が変わってくれてもいいのに。
そんなことを思う。
でも、ずっと秋だったら?
では、一年中ずっと秋だったら最高なのか。
そう考えてみると、それはそれで何か違う気がする。
もし一年中ずっと涼しくて、同じような秋の景色が続いていたら、今ほど秋を好きになっていないかもしれない。
夏の暑さがあるからこそ、初めて涼しい風を感じた日に嬉しくなる。
秋が終わって冬が来るからこそ、今のうちに楽しんでおこうと思える。
そして寒い冬が終われば、桜が咲く春がやってくる。
そのときには、きっと「春っていいな」と思うのだろう。
結局、僕が好きなのは秋だけではなく、季節が移り変わっていくことそのものなのかもしれない。
春があって、夏があって、秋があって、冬がある。
その中で一番好きなのが秋。
でも、ずっと秋だったら違う。
終わりがあるからこそ、好きなのかもしれない。
僕は、秋が好きだったらしい
26年生きてきて、ようやく自分の好きな季節に気づいた。
いや、去年も秋についてブログを書いていたのだから、本当はもっと前から好きだったのだろう(笑)
夏の暑さが終わり、少しずつ空気が冷たくなっていく。
ふと昔の思い出が浮かんでくる。
京都へ行きたくなり、嵐山を歩きたくなる。
そして、なぜか本を読みたくなる。
そんな秋が僕は好きだ。
最近は少し短くなったように感じるけれど、だからこそ一日一日を大切に楽しみたい。
今年は本を一冊持って京都へ行ってみようかな。
嵐山を歩いて、桂川を眺めて、どこかで本を開く。
そして何年か経った秋の日、冷たい風に吹かれたとき、今度はその日のことをふと思い出すのかもしれない。
そう考えると、それも少し楽しみだ。
今年も冬が来るまでの短い秋を、ゆっくり楽しもうと思う。
……できれば秋休みもください(笑)🍁📚

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