2025年10月– date –
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持ち歩く本
📚 カバンの中の小さな図書館
本を持ち歩くことは、僕にとって安心のしるし。ページを開かなくても、そこに物語があるだけでいい。 👜 いつもカバンが重い理由 僕のカバンは、けっこう重いです。理由は単純で、いつも本を4〜5冊入れているからです。 短い時間に読める短編集を一冊。時... -
小説紹介
🧮 僕の数学好きを助長させた運命的な出会い ─ 『浜村渚の計算ノート』
僕は、もともと数学が好きでした。答えがひとつに決まる安心感や、式がきれいにまとまる瞬間がとても心地よかったです。でも、それは“教科としての好き”だったと思います。テストのため、成績のため。どこか枠の中で楽しんでいた気がします。 そんな僕の“... -
生きてさえいれば
心に静かに沁みた一冊 ― 小坂流加『生きてさえいれば』
この一年で、一番心に静かに沁み込んできた一冊があります。小坂流加先生の『生きてさえいれば』。 『余命10年』の作者として知られる先生が、亡くなられたあと、ご家族によってパソコンの中から見つかった“最後の物語”です。 その原稿は、先生が生前に残... -
小説
小説の原点は、あの日読んだ『君の膵臓をたべたい』。
今日は、『君の膵臓をたべたい』について書いていきたいと思います。「え、今さら?」と思う人もいるかもしれません。でも、僕にとってこの作品は“特別”であり、間違いなく小説の原点です。📖 🌱 出会い ― 初めて心が動いた物語 僕が初めて読んだ小説は、... -
聴覚情報処理障害
「え?」から始まる世界――僕が抱えていた聞こえ方の話
最近、本屋で『マンガでわかるAPD(聴覚情報処理障害)📘』という本を見つけました。著者は阪本浩一先生です。何気なく手に取ったのですが、気づけば最後まで読み切っていました。 そこに描かれていた内容は、まるで僕の過去そのものでした。 子どものころ... -
文字
文字に一目惚れした話 ――あの日の衝撃が、今の僕をつくった ✒️
昔の僕は、正直に言うと字が汚かったんです。「読めればいいや」って感じで、きれいに書こうなんてほとんど思っていませんでした。 一応、小学1年生のときから1年ちょっとは習字を習っていたんですが……結果は変わらず。ノートを見返すと、自分でも「ひどい...
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