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📚 カバンの中の小さな図書館

本を持ち歩くことは、僕にとって安心のしるし。
ページを開かなくても、そこに物語があるだけでいい。

目次

👜 いつもカバンが重い理由

僕のカバンは、けっこう重いです。
理由は単純で、いつも本を4〜5冊入れているからです。

短い時間に読める短編集を一冊。
時間があるときにじっくり読みたい長編を一冊。
その日の気分で開く“気まぐれの一冊”。
そして、どんな日でもずっと入れっぱなしの二冊。

友達からはよく「カバン重すぎ!」と笑われますが、
僕にとってはどの本も“お守り”のような存在です。
読む時間がなくても、カバンの中に物語があるだけで、
少し安心できるのです。


☕ 本を読む場所と時間

どこに行っても、まずは星乃珈琲店が近くにあるか検索するところから始まります。
外出先で本を読む場所は、だいたい決まっています。
電車の中、温泉上がりに牛乳を飲みながら、そしてカフェ。

中でもお気に入りは、もちろん星乃珈琲店です。
休みの日は、基本的に夕方の4時半くらいに入って、
カフェオレを飲みながら静かにページをめくります。

店内の少し落とされた照明と、
カップのふちから立ちのぼる湯気…

――嘘です。
文体的にこう書いたほうが雰囲気が出ると思ってしまいましたが、
実際に僕が頼むのはいつもアイスのカフェオレです(笑)。

流れるBGMのテンポが少し遅くなる頃、
外の空が青から群青に変わっていきます。

そして夜の6時を過ぎたころ、
少しお腹が空いてきたタイミングでカレーカツカレーを頼みます。
星乃珈琲店のカレーは少し辛めで、
スパイスの香りがふわっと広がる感じがたまりません。
本当に美味しいのでおすすめです。
本を読み終えたあとに食べるその一皿が、
一日の終わりの小さなご褒美のようで好きです。


🎧 YOASOBIの小説集は、僕のお守り

いつも入れている本のうちの一冊が、YOASOBIの小説集です。
もちろん、YOASOBIのファンというのもあります。
でも、それ以上に――この本をカバンに入れておくと、
なぜか落ち着くのです。ページを開かなくても、
そこにあるだけで安心します。まるでお守りのように。

僕は寝る前に、好きなアーティストの曲をたっぷり聴いてから眠るのが日課です。
その日の出来事や、うまく言葉にできなかった感情が、
音の中で少しずつ溶けていくように感じます。

ただ、アップテンポの曲を聴くと眠れなくなってしまうので、
なるべくバラードを選ぶようにしています。
静かな夜に、ゆっくりと流れる旋律。
その音に包まれながら目を閉じると、
心の中のノイズが少しずつ消えていくのです。

好きなアーティストの曲と書きましたが、
ほぼMrs. GREEN APPLEYOASOBIしか特に寝る前は聴きません(笑)。
ちなみに、どちらもファンクラブに入っているのに、
今年のライブは全落ちです。

倍率が高すぎるのは分かっています。
それでも、ここまで外れると運ではなくて、
「たぶん神様が“お前は家で聴いておけ”って言ってるんだな」
と思うようにしています😭

でも、チケットが取れなくても、
彼らの音楽はいつだって私の日常の中にあります。
YOASOBIの曲と小説には、同じ物語の“呼吸”が流れています。
曲で聴いたときの余韻と、文字で読んだときの余韻が、
違う形で同じ場所に届くような気がするのです。


🌟 もう一冊の常連、『星の王子さま』

そしてもう一冊、いつも入っているのが**『星の王子さま』**です。
実は、最近になって初めて読みました。
ずっと気になっていたのですが、「今さら読むのもなぁ」と思って、
なぜか手を伸ばせずにいた一冊でした。

そんなある日、テレビで『星の王子さま』の特集をたまたま見て、
「やっぱり読もう」と思い立ちました。

読み終えると、静かな温かさが心に残りました。
子どものころには分からなかった言葉が、
今の僕にはまっすぐ響いたのです。
それ以来、どんな日でもカバンに入っています。


✏️ 悪い癖、でも悪くない癖

そして、僕の悪い癖が出ました。
ハマると全部そろえたくなる癖です。
ネットで見つけた『星の王子さま』のノートと筆箱を、
気づけば「ポチッ」としていました。

でも、それを見るたびに少し嬉しくなります。
だからきっと、悪い癖でも悪くありません。


📖 おわりに:カバンの中で息をするページたち

本を持ち歩くことは、きっと「物語を生きる」ことに近いのだと思います。
読む時間がなくても、ページがそこにあるだけで安心できます。

今日も僕のカバンの中では、
物語たちが静かに息をしています。


💬 あなたのカバンには、どんな一冊が入っていますか?

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この記事を書いた人

好きなことを言葉で繋ぎます!
ブログ初心者なので暖かく見守っていてもらえれば嬉しいです。
また、ハーメルンにてニ次小説を書かせてもらっています!
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