甘いものは“敵”です
僕は甘いものが嫌いです。
ケーキもチョコレートも、その甘ったるさが舌にまとわりつく感じがどうしてもダメ。
誕生日ケーキでさえ「ろうそくを吹き消すだけで十分」と思ってしまうくらいです。
だから僕にとって、甘いものは基本的に“敵”なのです。
敵の中に、なぜか“仲間”がいる
けれど、そんな敵だらけの世界にも、不思議と味方をしてくれる存在があります。
それが――ピクニックのカフェオレと、バニラアイス。🍨☕️
どちらも甘いはずなのに、なぜか僕の側に立ってくれる。
まるで裏切り者のように、敵陣からこちらに寝返ってきた仲間のような存在です。
夜に飲むカフェオレの不思議
僕はこのカフェオレを、いつも夕飯後に飲みます。
「夜にカフェオレなんて、眠れなくなるんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。
でも大丈夫。
なぜなら、僕はこのカフェオレを“コーヒー”だと思っていないからです。笑
だからしっかり眠れています。😴✨
……あれ? やっぱりコーヒーじゃないのか?笑
(はい、ちゃんとコーヒーです☕️)
パックの上の小さな丸い穴に、ストローを「プスッ」と差し込む。
その小さな音と感触が、僕にとって“夜の合図”です。
ひと口吸えば、「ゴクリ」と冷たさが喉をすべり落ちていく。
ほんのりした甘さの奥に、コーヒーの苦味がふわっと広がり、ミルクのまろやかさがそれを包み込む。
その瞬間、今日一日のざわめきが、静かにほどけていくのを感じます。
バニラアイスという“もうひとりの仲間”
もう一つの仲間はバニラアイスです。🍨
スプーンですくって口に入れると、「ひんやり」と冷たさが舌を覆い、甘さはすぐに溶けて消えていく。
どうしてこれだけは好きなのか、自分でも分かりません。
「甘いものは嫌い」という僕のルールを、軽やかに破ってしまう二人。
敵の中に潜む仲間。裏切り者なのに、なぜか許してしまう存在です。
嫌いと好きの境界線を超えて
味覚って、理屈だけでは説明できない不思議があります。
敵だと思っていたものの中に、思いがけず仲間を見つけてしまう。
その矛盾や曖昧さこそ、自分らしさなのかもしれません。
だからきっと明日もまた、僕は夕飯後にこのカフェオレを飲むでしょう。
眠れなくなる心配よりも、「プスッ」と差し込んで「ゴクリ」と味わう、この一杯の安心感のほうが、僕には大切だからです。🍃

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